新作公演『木星のおおよその大きさ』
創作過程の記録をおこないます
演劇の創作現場では、リハーサルが何度も繰り返されます。演技(パフォーマンス)は繰り返されることで洗練されていくものですが、どのような思考がそこに積み重なっていたのかを、しばしば忘れてしまいがちです。
公演が終わった後には、もしかしたらすっかり忘れてしまっているかもしれないような積み重ねを、このサイトに記録し、アーカイブとします。
9名の「演出部」による随時更新です
本作品の創作過程は、複数人の視点から記録されます。記録はテキストやその他の形式によって、このサイトに随時更新されます。
クリエーションと並行してここに綴られてゆく記述の連なりが、本作品を「演出」します。よって記録に関わる9名のメンバーを「演出部」とします。
演出部メンバー
井場景子 犬飼勝哉 小林毅大 小宮山菜子 関田育子 冨田粥 浜田誠太郎 松竹史桜 宮崎莉々香
演出部のプロフィール

井場景子 ■高知県出身。立教大学社会学部卒業。
劇団東京オレンジに2016年まで在籍、現在フリー。

犬飼勝哉 ■愛知県出身。本作品の劇作家・演出家・主宰。
2007年-2015年、演劇カンパニー「わっしょいハウス」にて計11作品を発表。現在は個人名「犬飼勝哉」として活動する。『サークル』(2016)、『木星からの物体X』(2017)等。

小林毅大 ■1998年生まれ。千葉県出身。
上智大学文学部哲学科在学中。過去作に『ディスプレイには埃がたまっている』(wwfes2018 演劇コンペティション「演劇のデザイン」参加作品)。

小宮山菜子 ■1995年生まれ。北海道出身。
東京造形大学造形学部デザイン学科映画専攻領域、卒業。西尾佳織(演出) 他『例えば朝9時には誰がルーム51の角を曲がってくるかを知っていたとする』(2015)に参加。その他、映画を中心とした作品制作を行う。

撮影 Saki kojima
関田育子 ■1995年生まれ。栃木県出身。
立教大学現代心理学部映像身体学科、卒業。2016年に同学科教授・松田正隆氏が代表をつとめる、マレビトの会のプロジェクト・メンバーとなる。フェスティバル/トーキョー16主催プログラム『福島を上演する』に演出部として参加。(2018年現在、マレビトの会演出部に所属)
フェスティバル/トーキョー17「実験と対話の劇場」で、演劇作品『驟雨』(作・演出)をあうるすぽっとにて上演した。

冨田粥 ■早稲田大学文学部演劇・映像コース演劇系在学中。

浜田誠太郎 ■1996年生まれ。埼玉県出身。
早稲田大学文学部ロシア語ロシア文学コース在学中。同大学の演劇サークルに所属。

松竹史桜 ■1995年生まれ。千葉県出身。
高校生の時に出演した自主映画をきっかけに、役者としての活動を始める。主な出演作に、【映像】『彦とベガ』(谷口未央監督)、『戦慄怪奇ファイル超コワすぎ!FILE-01 恐怖降臨コックリさん』(白石晃司監督)、『なりゆきな魂、』(瀬々敬久監督)、【舞台】ナカゴー『キンダガートンコップ』、ほりぶん『牛久沼』、東葛スポーツ『短編集』等。
本作品では出演も兼ねる。

宮﨑莉々香 ■1996年生まれ。高知県出身。
大学入学とともに演劇活動を開始。明治大学文芸メディア専攻在学中。現在、無隣館三期演出部に所属。2017年カンパニーメンバーを持たない形で、演劇団体ムニを立ち上げ、主宰。出演作に、高山明演出『ワーグナープロジェクト』。ムニでは劇作演出を行う。